【2020年6月】デザイン鬼の4原則1つ「近接」を習得しよう【これだけでプロ並み】
すべてはデザインから始まる。ビジネスにおける書類、資料、メールなどすべてにおいてデザインは重要です。デザインは決して専門学校や美術大学を卒業していたり、デザインの仕事をしている人限定のものではありません。デザイン思考とは別にビジネスにおいてはデザインを早い段階で意識しているだけで仕事の中での資料作成やその他MTGでのホワイトボードなど、様々な場面で活かすことができるスキルになります。ここで学習して明日より意識して活かしましょう。
4原則は「近接」「整列」「反復」「コントラスト」です。
※この記事は1分で読めて、その後はデザインの基本「近接」を理解することができます
近接とは
近接はズバリ関係するものを近づけて、自動的に組織構造化することです。人は見た目で近いものや集まっているものを関連があるものと理解するのです。
素人はどうしてもスペースが空くことを嫌がる傾向があります。近接を上手く活用したいときに気を付けたいポイントがそのスペースなのです。何となくでスペースを作るのではなく関係性があるものとそうでないものを区別するためにスペースを活用するのです。
以下の図を例にしましょう。
この中にはA、B、C、Dと4つの■が存在しています。よくよく見ると4種類あることには気づきますが、そこにたどり着くまでに数秒間、脳内で認識するのにタイムラグがあったと思います。
以下の図はどうでしょう。
それぞれ近接してブロック分けされたことで、A、B、C、Dそれぞれが関係のある同じグループであることを瞬時に認識することができるようになります。これが近接による自動的に組織構造がおこなわれます。
普段の資料などで活かす方法としては、それぞれをブロックを意識することと、ブロック分けが難しいようであれば、目を細めてページを眺めて、視線が止まった数が1ページ3〜5コマであれば、そのコマを1ブロックとして近接させてグループ化しましょう。
文章の場合
これから2つのパターンをご紹介します。どのパターンが見やすいか。一目瞭然です。
パターン①
パターン②
パターン②のように関係性のある文章を近接させることで関係のある内容であることが、瞬時に理解できるようになります。
メニュー表の場合
BはAの違い
【気をつけるポイント】
- ページ上に個別の要素を作りすぎない
- 要素間に均一の空間を作らない
- 読者が迷う構成
- 異なる性質の要素間に、関連を作らない
- ただ空いているだけを理由に隅や中央に何かを張り付けないこと
プレゼン資料やExcel資料、POPなど様々な場面で活用できる「近接」。この後のPOPデザイン会議で「近接」のテクニックだと宣言すれば、意見に説得力がますので月末会議でよろしく!
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