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若手ビジネスパーソンに向けたスキルブログ

【知らないと損する】ビジネスパーソンの最強目標設定術

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目標ってどのように設定すればいいんだ???

目標設定の時期だったり、コロナ禍での目標の修正を余儀なくされる可能性もあるでしょう。ビジネスパーソンにとって目標設定はとても重要です。ただの夏祭りのように季節の行事として軽く対応したり、忙しさを理由にいい加減な目標設定をしてしまったりするでしょう。しかしながらビジネスパーソンにとって目標設定は賞与や給与、昇格及び出世に影響する重要な評価指標の1つであるため、今すぐに本気で取り組みましょう。

目標設定の意味

目標とは・・・

目印。「目的地に達する道筋にこれと言って―になるものがない」。転じて、射撃・視線・行動などの対象となる、めあて。ねらい。まと。

っと定義されており、ビジネスにおける目標とは、事業活動における最終的な結果、目的のための目印である。

では何のために目標があるのか。そもそも目的と目標との違いは何があるのか。

 

目標は目的にを達成させるための目印、ポイントであると解釈で、同じ意味でも捉えることもできますが、意味を分けるのであれば、目的に向かうための目標であると考えます。

例えば、気になる女性がいたとし、なんとかモノにしたい、付き合いたいと考えている場合、目的は「付き合うこと」であり、その目的に向かう過程でチャレンジしていく行動、つまり電話番号を入手する、デートに誘う、ディナーを一緒に食べる、手を繋ぐなどは目標に該当します。目的を実現するための過程で達成するべき項目が目標であると理解できると思います。

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目標は目的に向かうための的である

 

どのように目標を設定するべきか

目標はあくまで目的を達成するための、目印、ポイントであることを意識することで、大きな目的を達成するための目印をどのように設定するかです。

組織目標を目的とした場合の目印はなにか?、個人の自己啓発目標の場合は、自身がなりたい姿が目的であり、その目的を達成するための目印は何か?で考えることで、目的達成に向けた地図が出来上がります。

ビジネスにおける目標の設定は、あくまで目的に向けた目印になっている必要があります。

その中でも高く広い視点で物事を見た目標であると非常に良い。貴方の上司の上司くらいの目線で考えることができれば、とても良いでしょう。常に高い視点を持つ!

一般的なビジネスパーソンが設定する場合は、自身が所属している組織の目的、目標の達成に合わせた設定を意識するべきです。

仮に組織として「1億円の売上」が目標である場合、この1億円の売上を目的とすると、1億円の売上を達成するには、いくつかの売上の合計が1億円となるため、そのうちの1つもしくは複数の売上を目標に設定するようにします。このように定量目標に関しては数字的目標の分解された数字を設定することでシンプルに目標を設定できますが、定性目標の場合はそう簡単ではありません。

組織の定性目標が「チャレンジする」の場合、当然ながらチャレンジする目標を設定する必要があります。組織としてチャレンジするには自身が何にチャレンジすれば組織がチャレンジできるかなど、定量目標と同じ考え方で自身が組織貢献できるように設定していきます。また、自己啓発系の目標設定に関しては、自身のスキルUPがそのまま組織のチャレンジに繋がるスキルUPが望ましいと考えます。

例えば、プロ野球チームに所属している野球選手が、「サッカーのドリブルが上手くなる」など、関係のないスキルを目標設定するようでは評価されません。

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目標設定も間違えるとマイナスでしかない場合があります

 

目標をどのように運用するべきか。

目的達成に向けた目印である目標の達成は、必要不可欠であると考えた場合、進捗管理はとても重要なものになります。目標設定の社内ルールがありますが、この目標設定の制度を活かすも殺すも自分自身です。優秀なビジネスパーソンはこのチャンス制度を活かして、目標設定及び評価者である上司との面談時に、自身のパフォーマンスを最大限発揮できる活用をおこないます。まさか事前準備しないで面談に望んでませんよね?評価者である上司は、どのくらい事前準備をしているかはお見通しです。その場しのぎは逆効果になるので、必ず事前準備するようにしましょう。

 

まずは評価をしてもらう側(被評価者)の心得として、積極的に評価者である上司に対してコミットしていきましょう。また、コミットする目標はあくまで評価者である上司自身の目的達成に起用する目印でないと目標になりません。それは自身の成長という観点でも同じです。

その目標が達成されたのか、未達成なのかを結果として、誰が見ても判断できる目標設定が理想です。定性目標でも定量化して、目標の達成度合いがわかる目標であると評価者である上司も評価しやすく、その目標を設定するだけで十分評価に値します。少なくとも私は評価します。

その目標を達成するための手法もしっかりと設定し、期日を設定することで進捗も明確化することができます。ここで重要なのは設定する目標の対象期間中に効果を発揮する期日設定であることが重要です。賞与目標設定の場合、今期の目標設定にも関わらず、来期、再来期に寄与する目標を設定していては、今期の業績に寄与しないケースがありますので、厳密に言えば組織目標の達成に寄与しない。すなわち目的達成の目標になっていないことになります。

仮に会社全体で目標設定制度を重要視せず、軽んじていたとしても、優秀なビジネスパーソン予備軍である貴方は高い意識をもって望むことで他者との違いも見せつけましょう。年間を通して進捗確認をおこない、目標を意識して日々の仕事に取り組むことで大きな成長を手に入れます。

 

評価者側、上司側の場合であっても内容はほぼ同様です。異なる点としては、しっかり部下の目標を理解し、その目標達成を全力でフォローする必要があります。また、積極的に進捗確認をおこない、目標の意識を定着させていくようにしていきます。仮に進捗が良くない場合は達成に向けたサポート案を提示できるように本人に寄り添った意識を持つ必要があります。

最後に重要なのは組織目的、目標を優先させるのではなく、あくまで個人を尊重するようにしないといけません。特に個人のスキルアップにフォーカスすることで、組織のコマではなく、個として尊重してもらえていると、部下の意識が高まります。個人スキルを追いかけることは組織強化への近道になり、さらには上司と部下の絆も強固になることで最強チームが実現します。

 

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目標設定の運用次第で個人も組織も大きく変わります

まとめ

  1. 会社で目標設定の制度がある場合は、今すぐ目標設定への取り組み姿勢を見直し、本気で取り組みましょう。
  2. 会社に制度がない場合は、今すぐ独自で取り組みましょう。地図なくして目的地に到着しないのと同じで、目標なくして目的達成はないと考えましょう。
  3. 設定した目標は、小まめに進捗を確認し、達成することにこだわりましょう。

 

どうせ目標設定するのであれば、意味のあるものにしないと損です。真剣に取り組まないのであれば、設定する時間すら無駄なので、今すぐやめるべきです。

やるのか?やらないのかは自分次第で決めることができ、行動できます。